青の世界河嶋淳司
私たちの目を楽しませてくれる色彩豊かな作品。色は芸術家にとって最も重要なエッセンスの一つになり、その中でも青色は多くの芸術家を魅了し続けてきた色の一つです。
北斎ブルー、広重ブルーなど江戸時代から描き続けられた鮮やかな青色は宝石としても使われるラピズラズリーといった天然の岩石を砕いた絵具によって表現されています。
日本画の世界で青は伝統的な色の一つで独自の感性を追求し[青の画家]と異名をとり、世代を問わず多くのフアンの心を惹きつけており、日常の中でも「色」は人の心に与える影響は大きいものです。〔青〕は冷静さと平和、安らぎをもたらす色と言われています。